TO THE DEAD JAPAN TOUR 2023 @ Wildside Tokyo, 2023/7/11

ライブレポ

画像引用元:https://twitter.com/SoundworksJ/status/1605303669939113986/photo/1

Exhumedのライブに行ってきました!
僕が参戦したのは東京の1日目。新宿の会場でした。
記憶が薄れない内に早速簡潔に書き殴っていきたいと思います。
今回はExhumedの他にサポートアクトが2組帯同していました。


ちなみに18:00開場で18:30開演と聞いていたので、
18時に退勤して直行しても遅れるかなと思って18:45くらいに着いたら、
まだ始まってなかったという。結局19:00始まりでした。
確かに18:30開演って書いてた気がするけど、あれ?まあ最初から見れたからいっか。

Infernal Hate

1組目は初耳のバンドでした。途中のMCで”We’re from Spain!!”って言ってましたね。

このバンド、最初結構ラフな演奏だったのでグラインドコアかな?と一瞬思ったんです。
気になって調べてみたら、
「Internal Sufferingの元メンバーによるブルータルデスメタル」だそう。
ああ、なるほどね。どうりで。

確かにInternal Sufferingを思わせる、アンダーグラウンド感満載のブルデスという印象でした。
パフォーマンスも、淡々と曲名をコールして演奏していくという中々いぶし銀な装い。
4曲目辺りの曲が特に格好良かったですね。

MCは全然挟まないスタイルなのかなと思ったら、中ほどで簡単にだけどやっていました。
アングラ感溢れるサウンドの反面、人柄の良さが伝わってきましたね。
フロアの反応も良かったと思います。


Internal Sufferingは結構好きなので、思いがけずその関係者のライブを観れたのはラッキーでした。
Internal Sufferingも観てみたいけど来たことあったっけ?てかあの人たち今活動してんのかな…


Defiled

続いて日本のDefiled
名前は以前から知っていましたが、観るのは今回が初めて。


今回、サポートアクトのバンドを事前によく確認していなかったので、
当日その場で「おお、Defiled来てくれるのか」と気付くというね。遅いよ君。

僕の中では彼らは「面白いデスメタルをやっているバンド」というイメージだったので、
密かに期待を膨らませていた訳ですが、これが中々良かった。

前のInfernal Hateがアングラな荒々しいデスメタルだとしたら、
こちらはメジャー感のあるカッチリとしたデスメタルという印象でしたね。
曲も展開が一辺倒ではなく色々変化があるし、演奏もタイトでその辺は流石だなあと。

今年出た新譜もちょっとだけ聴いた限りでは悪くなかったし、
これを機にもっとちゃんと聴いてみようかな。

Exhumed

さあお待ちかね、本日の主役。

結論から言うと、非常に良かったです。
演奏がタイトなのは勿論、音響良し、ステージパフォーマンスも良し、そして曲も良し、とあらゆる点で素晴らしいパフォーマンスでした。


まず開幕の音の迫力からして、前2つのバンドと違った気がします。
そして最初は去年の新譜から”Drained of Color”と”Rank and Defiled”。
どちらもブラストで分かりやすく爆走する曲だから、当然盛り上がらない訳が無い。
この日初めてモッシュが起きていましたね。

この冒頭2曲の時点で感じたのは、
彼らは聴き手をノらせるリズムの操作が非常に上手いなあ、ということ。
特に”Rank and Defiled”なんて、緩急の付け方が絶妙ですよね。

最初の2曲に限らず、Exhumedの曲は何も考えずにノれるから、凄くライブ映えします。
僕も今回、「Exhumedならキッチリ予習しなくても楽しめるだろうな」と思って特段予習はしてこなかったんですが、その予想は外れてなかったと思います。

もっと言えば、多分曲を全く知らなくても彼らのライブは楽しめるんじゃないでしょうか。
それくらい、ついつい体が動き出してしまうキャッチ―な曲のオンパレードでした。
モッシュもほぼ常時起きていて、もはや最後の方はみんな暴れ疲れてましたね笑
アンコールの時は一旦休憩出来たからまた元気に暴れてたけど。元気でなにより。


そしてセットリストも個人的にはかなり良かった
前日の名古屋のセットリストをTwitterでチラ見したら、
3rdからは”Waxwork”をやっていたので、てっきり今日も同じセトリでやるんだと思っていたんです。

そのつもりで構えていたら、あれ?何か違う曲っぽい。
これなn…

ヴェェッ!!

あ、この曲ね。了解です。
Exhumed屈指の名曲“The Matter of Splatter”。これを聴けたのはかなり満足でした。
この曲ってリフがかなり複雑だけど何か普通にさらっと演奏してるし、すご…って思いながら観てました。


そしてそして。
この日の個人的ハイライトはもう少し後の曲。
“As Hammers to Anvil”をやってくれたんですよ!!!
まさかこの曲を聴けるとは!!!感激。

僕はこの曲が大好きなんですが、過去のセトリを見てもあんまりやってなさそうだったし、
前日と同じセトリでやるんだとばかり思っていたので全く予想していなかったんです。
でもこの曲が突如始まった瞬間、「え、え!!噓でしょ!?」と一人沸いてました。
あのリフとソロを生で拝めるとは…いい…。

他にも前日とは違う選曲で、良い意味で予想外でした。
個人的には他に“Ravenous Cadavers”“Decrepit Crescendo”を聴けたのは嬉しかったです。



音響面はかなり良かったんじゃないでしょうか。音の輪郭がはっきりしていましたし。
でもMattのタイトルコールは毎回音割れしてて何言ってるか1mmも聞き取れなかったけど。
単語の長さとかの雰囲気で推測するしかなかったよね、あれは。結局分からなかったけど。

また、ステージ上での動きも流石でした。
縦に横に自由に動き回り、ギターを掲げたり派手に腕を回して弾いたりと、エンターテイメント性に溢れていましたね。

あとげっぷも良かったですね。げっぷ。
2回ほど汚いげっぷを披露して頂きましたが。ありがとうございます。最低です。
あのげっぷには何かご利益がありそうな気がしてきたから、また拝聴しに行かなきゃ。
てかげっぷってあんな思ったように出せるものなの?

まとめ。

満足度の高いライブでした。
サポートアクトも良かったし、何よりExhumedが色んな面で素晴らしかった。
また是非、Mattのあの汚いげっぷを聴きに行きたいです。


ちなみに僕の今後のライブ参戦予定は、BotchとCynic。
この2つは確実に行きますが、他にまだ迷っているのがたくさんあるんですよねぇ…
そもそも他に何があったっけ?
今年、ちょっと来過ぎじゃないでしょうか。嬉しいけども。
今見たらEYEHATEGODも決まったらしいし。どうしちゃったんだ、本当。

コメント

タイトルとURLをコピーしました