Svalbard JAPAN TOUR 2024w/ kokeshi @ 新代田FEVER, 2024/5/20

ライブレポ

平日夜、救済の音を浴びに。


去年新譜を出したSvalbardが来日!しかもkokeshiも一緒。
これは行かねばならんと思い立ったものの。
あれ…SOLD OUT??

悠長に構えてたら売り切れてました。東京が。
もうこれは名古屋まで行くか…?と遠征も視野に入れていたら、
直前に「当日券あります」のアナウンス。

ありがとう…ありがとう…


そんなに見たいなら早く買っとけよって話なんですが、
これはどうしても見ておきたいライブだったんです。
だってSvalbardとkokeshiですよ??
この組み合わせを考えた人は天才です。


性質は正反対だけれども、
「救済」という点では両者は同じなのです
この企画を考えた方はそこをよく分かっていらっしゃる。

当日券を無事確保し、いよいよ開演。
まずはkokeshiから。

kokeshi

kokeshiとご対面するのは2度目。
前回はなぜか昼公演だったけども、今回はしっかり夜で趣は充分。


…あれ?前回と少し違う?

そう、前回よりも一層モダンに洗練された舞台でした。
前回から更に成長を遂げたのか、或いはこれがkokeshiの本領なのか。
拍手も無し、歓声も無し、モッシュも無し、という点は同様。一種の儀式です。

「恐怖」を眼前で繰り広げる一方、「諦観」や「悲哀」を纏う。
その瞬間が美しくて魅入ってしまうし、
心が浄められるような思いがする。
これこそ「救済」です。

kokeshi。
ぜひまた観たいね。
今まで色んなバンドを観てきたけど、
何回でも行きたいと思ったバンドはkokeshiが初めてかも。
今のうちにたくさん観ておかなくては…

Svalbard

案の定、新譜からの曲が多め。
kokeshiとは真反対の「救済」

怨念渦巻くkokeshiがいたからこそ、
天から降り注ぐ陽光のようなSvalbardがより沁みる。

てか、Voはあの女性の人がやってたんですね。
メンバーにいる事は知ってたけど、
音源で聴いてた時は気付けなかった。
kokeshiが呼ばれたのもそういう共通点からなんでしょうか。

終始モッシュは起こらないかと思っていたら、
最後の方で発生。
あれは初期の曲だったかな?
初期の頃はもっとハードコアらしい突進性があったけど、
最近はそこから脱皮しつつありますね。
その内ロックからも離れていったりして。

まとめ

救済されました。
サウナに入った後に水風呂に浸かるみたいな温度差。
みんなの健康のためにももう毎月やった方がいいんじゃないかな。

今月のRolo Tomassiに行くか絶賛迷い中。
kokeshiも出るし…行ったら絶対良いよなあ。
むぅ。

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