Slayer復活ということで。
SLAYER復活!!SLAYER復活!!
ということで、いつものあれを。
はい。
やっぱSlayerなんです。スラッシュメタルと言えばSlayer。
最近世界で紛争が起きてるのは多分みんなSlayer聴いてないからです(大嘘)
Slayerと言えばこの後の3rdが超絶有名ですが、この2ndもかなり知られた作品。
その音楽性を「悪魔的」と称される彼らですが、最も悪魔的だったのはこの2ndかもしれません。
後のデス/ブラックメタルシーンに絶大な影響を与えたとされる今作ですが、
それもそのはず、途轍もないインパクトを放っています。
Arayaのヒステリックなボーカル。不吉にも程があるリフ。
「マジでこの人達イッちゃってるんじゃないの?」ってくらいの鬼気迫る雰囲気。
今聴いてもかなり強烈なのに、当時は一体どれ程の衝撃だったのか…。
しかし、身の毛もよだつ程の恐ろしいサウンドのはずなのに、なぜか魅了されてしまう。
それこそがSlayerの持つ「悪魔的な魅力」だと思います。
悪魔的で恐ろしい音色のはずなのに、言い知れぬ高揚感を掻き立てられる。
“In sea or sky or underground!”って叫びたくなるし、”KILL KILL KILL!!!”って思わず合唱したくなっちゃう。
自分の中に悪魔が乗り移るというか、自分の中の悪魔性が呼び起こされるような感覚というか。
とにかくそういう、背徳的な陶酔感とでも言うべきものに陥らせる力が、彼らの音楽にはあるんです。
今作は#1″Hell Awaits”を始めとして彼らの代表曲となる名曲が揃っているけれども、
最後の2曲が個人的に印象が薄かったので良盤止まりとしました。
でもそれを補って余りあるくらい他の曲が強烈ですし、人によっては名盤でもおかしくないはず。
色褪せないアルバムです。
コメント