画像引用元:https://twitter.com/kokeshi_jpn/status/1706223491190763553/photo/1
kokeshiを観てきました。
彼らを知ったのは今年の新譜からなんですが、その新譜が素晴らしかったのでライブも観てみたくなったという訳でございます。
あと昼公演ってのにも惹かれて。11:30開演って珍しいよね。
では早速。
中学生棺桶
今回はこのバンドとkokeshiとの2マンでした。こちらは全くの初見。
音はドゥーム系ロックって感じでかなり渋いけど、これが中々格好良かった。
しかしこのバンドもまた癖が強いというか個性的というか…いや、良い意味でですよもちろん。
笛吹いたり光る眼鏡やらマウスピースやらを装着してたりと何だか自由奔放。
途中で説明してた歌詞の内容も割と尖ってましたし。言いたいことは結構分かるけども。
「メンバーの自主性を尊重してる」って言われるのが嬉しいって言ってたけど、
確かに。ていうかMCのボーカルの人が一番自由だったよね。
中々面白いバンドでした。
kokeshi
本日のお目当て。
結構凄いパフォーマンスをするバンドらしいと噂では聞いていましたが、
これが全くその通り。というか噂以上。
音源でも独自の世界観を見せるバンドでしたが、ライブだとそれ以上に濃厚な世界観で否が応でも引き込まれる。
Voの人(亡無)がとにかく凄まじい。
アルバム以上に強烈な金切声やらグロウルやらは圧巻だし、何よりあの不気味な存在感。
次の瞬間には喉元をかっ裂いてるんじゃないかってくらいの「危うさ」を感じましたね。
そしてVoの人とは対照的に、他3人の楽器隊はひたすら演奏に徹してる。
Voに目を行かせるようにしているんでしょう。演奏に悪い意味で気を取られることがなくVoにずっと注目し続けられるのは、演奏が非常にしっかりしているからこそだと思います。
ツイートで「この世とあの世の間に立っている」という表現を見かけましたが、
これは確かにその通りかもしれません。
彼らがあっちの世界からやってきたんじゃないか、あるいは自分があっちへ行ってしまうんじゃないか、とふと思ってしまう。
この世界観は今まで観てきたハンドの中でも唯一無二。
そしてMC無し、拍手も歓声も無し、アンコールさえも無し、という徹底ぶり。
世界観の表現を本当に重視しているんだなあと。
最後もぶつ切りのように突然メンバーが去って行って、その後に初めて拍手と歓声が沸くという。
ライブ中観客が静かだったのは半分はバンド側への配慮もあったんだろうけど、もう半分は多分あの世界観に吞み込まれて反応することすら忘れてしまっていたんだと思います。
実際僕がそうでしたし。でもこれ、昼間からやる音楽じゃないだろ…
↓こんな感じ。
kokeshi from "帝都救済Ⅴ" pic.twitter.com/aikx0XD1zN
— Kimi (@TokyoJupiter_KM) October 8, 2023
まとめ。
真っ昼間から濃い。
昼にやる音じゃなねぇぞこれ。いや良かったけども。
予想以上に良いライブでした。あの世界観は何だか癖になりそう。また行っちゃうかも。
ちなみに今後の僕の参戦予定は、
11月Kamelot、12月Cryptopsy・Cynic、2月Katatonia という感じ。
EYEHATEGODも気になってますが。
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