Effluence – “Necrobiology” (2024)

良盤

●作品情報:
形態:2nd フルアルバム (?)
レーベル:?
ジャンル:ブルータルデスメタル / アヴァンギャルド
トラックリスト
1.”Saprophytic Floral Engulfment”
2.”Insectile Nibbling”
3.”Carcass Botanification”
4.”Enrooted Cerebrum”
5.”Absorbed By Vegetation”
6.”Growing”
7.”Composted Humanity”
8.”Organic Disembowelment”
9.”Amorphous Horrid Scumhole”
10.”Abundance Of Putrescine”
11.”Necrotogen”
12.”Ravenous Putrid Fleshfeast”

●個人的お気に入り度:
神盤/名盤S/良盤S/良盤/並盤/並盤以下

ブルデス × フリージャズ?

これはなんっ…なんだ?
なんかまた変なの見つけちゃったなこれ。


アメリカはカリフォルニア、Mattなる人が1人で手掛けるプロジェクト?らしい。
詳細はよく分からないけれども、
これが中々気持ち悪いのをやっているようで。

言ってしまえば、「ブルデス × フリージャズ」
ジャズとメタルの融合というとCynicなどを始めとして、最近ではImperial Triumphantが記憶に新しいけれども、このEfflucenceはそうしたバンドとは根本的に違う

知性や高尚さなんて微塵もなく、
ジャズの要素をひたすらエクストリームさへと振り向けている
フリージャズの自由奔放さのままにエグいブルデスをやっているんだから、まあぶっ飛んでる訳ですよ。


通常の楽器隊だけでも激しい演奏なのに、
そこにサックスやらピアノやらが参戦しちゃってるもんだからまあカオス。
なおかつフリーダムに暴れ回っちゃってるもんだから更にカオス。

ちょっと頭の理解が追い付かない。あと声が汚い。

多分メタル好きの中でもこの音を受け容れられるのは、ごく限られた一部の変態末期患者くらいです。
もしこれを聴いて悦んじゃったのなら、おめでとう。
あなたは立派な変態です。




いやでもこれいいよな~~!!(ド変態)
ブルデスの部分がわりかししっかりしてて格好いいし、
何よりこのアヴァンギャルドな感じが面白い。

久々に理解が追い付かない程ぶっ飛んだ変態に出会えてもうわくわくしちゃうね。
方向性は違うけど、
Dehumanizing Itatrain Worshipとか好きな人に刺さるんじゃないのこれ。
年間ベストとまではいかないけど、これは気に入った!僕は好きでーす!

まとめ。

変態なバンドはある程度聴き尽くしてしまって
「何か最近ガツンと来るバンドいないなあ」と欲求不満な変態諸氏におすすめ。

ぶっ飛べますよ。
逆にそれ以外の人にはおすすめ出来ないかも。


ちなみに今作でぶっ飛んでたら、
過去作のEP?の”Sarmat”ってやつの方がもっとぶっ飛んでた。病気だよこれ。


・お薦めの曲
7.”Composted Humanity”
アルバムの中でも特にはっちゃけてる曲の1つ。
もう訳が分からないよ。

コメント

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