Megadeth – “So Far, So Good… So What!” (1988)

良盤S

画像引用元:https://www.facebook.com/photo.php?fbid=480511493438266&set=pb.100044382581161.-2207520000.&type=3&locale=ja_JP

●作品情報:
形態:3rd フルアルバム
レーベル:Capitol Records
ジャンル:スラッシュメタル
トラックリスト
1.”Into the Lungs of Hell”
2.”Set the World Afire”
3.”Anarchy in the U.K.”
4.”Mary Jane”
5.”502″
6.”In My Darkest Hour”
7.”Liar”
8.”Hook in Mouth”

●個人的お気に入り度:
神盤/名盤S/名盤/良盤S/良盤/並盤/並盤以下


2ndを上回る出来の良盤だと思うんですが、、、僕だけ?

2ndの次はそのまま3rdです。

一般的にはこの3rdよりも2nd”Peace Sells…”の方が評価が高いようですが、
僕はこっちの方が良いと思ってます。
ジャケットのダサさも軽減されたし。そこは関係ないか。すんません。


前作同様の充実作ですが、今作では更なる洗練と進歩を感じます。
曲の構造はより複雑になり、全体的に曲の質も上がっています。
#4″Mary Jane”#6″In My Darkest Hour”は名曲だし、
#7″Liar”#8″Hook in Mouth”も中々の良曲。
前作以上に名盤に肉薄するクオリティと言って良いでしょう。

ただ前作を超えていると思いつつもやはり名盤にはしなかったのは、
全体的に「衝撃を受ける程のクオリティ」だとは思わなかったからです。
曲単位で見れば#6″In My Darkest Hour”は突出した名曲だけれども、
アルバム全体で見るとあともう一歩、決め手に欠ける気がします。

#6が、あるいはそれに匹敵する決定的な名曲が、2曲目か3曲目に来ていれば文句なしに名盤だったかもしれません。
2ndもそうなんですが、何と言うかこう、「ギアが入り始めるのが遅い」と思うんですよね。この頃の彼らは。
2ndにしても3曲目にしてようやく名曲の”Peace Sells”が出てくるし。
こちらも好みの問題だとは思いますが、個人的には何だか勿体ないなあと。

まとめ。

前作からの順当なステップアップを感じ作品です
個人的には2ndよりもこっちの方が有名になっていても良い気がする。

しかし「順当なステップアップ」とは裏を返せば、「大化け」した訳では無いということ。
「大化け」を見せたのはやはりこの後の4thだと思います。
という訳で次回は4thです。



・お薦めの曲
6.”In My Darkest Hour”
やはりこの曲でしょう。
前半ミドルテンポで後半にギアを上げて疾走、というのがこの頃の彼らの必勝パターンですね。
疾走パートの格好良さは鳥肌もの。たまらん。
“Haha, Bitch!”は言いたくなるよね。

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