Slayer – “Hell Awaits” (1985)

良盤

●作品情報:
形態:2nd フルアルバム
レーベル:Metal Blade Records
ジャンル:スラッシュメタル
トラックリスト
1.”Hell Awaits”
2.”Kill Again”
3.”At Dawn They Sleep”
4.”Praise of Death”
5.”Necrophiliac”
6.”Crypts of Eternity”
7.”Hardening of the Arteries”

●個人的お気に入り度:
神盤/名盤S/名盤/良盤S/良盤/並盤/並盤以下


Slayer復活ということで。

SLAYER復活!!SLAYER復活!!
ということで、いつものあれを。


はい。
やっぱSlayerなんです。スラッシュメタルと言えばSlayer。
最近世界で紛争が起きてるのは多分みんなSlayer聴いてないからです(大嘘)


Slayerと言えばこの後の3rdが超絶有名ですが、この2ndもかなり知られた作品。
その音楽性を「悪魔的」と称される彼らですが、最も悪魔的だったのはこの2ndかもしれません。

後のデス/ブラックメタルシーンに絶大な影響を与えたとされる今作ですが、
それもそのはず、途轍もないインパクトを放っています。
Arayaのヒステリックなボーカル。不吉にも程があるリフ。
「マジでこの人達イッちゃってるんじゃないの?」ってくらいの鬼気迫る雰囲気。
今聴いてもかなり強烈なのに、当時は一体どれ程の衝撃だったのか…。


しかし、身の毛もよだつ程の恐ろしいサウンドのはずなのに、なぜか魅了されてしまう。
それこそがSlayerの持つ「悪魔的な魅力」だと思います。
悪魔的で恐ろしい音色のはずなのに、言い知れぬ高揚感を掻き立てられる。
“In sea or sky or underground!”って叫びたくなるし、”KILL KILL KILL!!!”って思わず合唱したくなっちゃう。
自分の中に悪魔が乗り移るというか、自分の中の悪魔性が呼び起こされるような感覚というか。
とにかくそういう、背徳的な陶酔感とでも言うべきものに陥らせる力が、彼らの音楽にはあるんです。


今作は#1″Hell Awaits”を始めとして彼らの代表曲となる名曲が揃っているけれども、
最後の2曲が個人的に印象が薄かったので良盤止まりとしました。
でもそれを補って余りあるくらい他の曲が強烈ですし、人によっては名盤でもおかしくないはず。
色褪せないアルバムです。

まとめ。

今作は来年で何と40周年を迎えます。
これが40年前って凄くない??40年経ってもこれ程インパクトのある作品って他に中々無いと思う。

復活したけど、日本には来てくれるのかな。
来たらまた観に行きたいですね。
あと、しばらくSlayerを記事にします。次は3rd。


・お薦めの曲
3.”At Dawn They Sleep”
#1″Hell Awaits”のインパクトも凄いけど、やっぱこれは凄い。
“KILL KILL KILL!!!”からの疾走が無茶苦茶格好いい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました